魔弾――例えば想いが弾丸に。

螺旋を描く弾丸は奇しくも躁鬱する心のようだった。

なんかもう

 
零下「久々」
 
咲夜「そうね」
 
零下「最近色々と心変わりした」
 
咲夜「ふうん。とりあえず対話形式にした理由は?」
 
零下「何となく面白いかなーと。ついでに名前も何となく」
 
咲夜「パット長?」
 
零下「いや、違う。何となくに由来を求める君も君だけど、否定と断定できるボクもボクだよね」
 
咲夜「どうでもいいけど」
 
零下「まったくだ」
 
咲夜「なんでまた一ヶ月以上音信不通だったの?」
 
零下「ん。PCが壊れた。mixiやってた。ここを忘れてた」 

咲夜「ひどい人」
 
零下「まったくだ」
 
咲夜「PC買い換えないの?」 

零下「今のPCの中には非合法で得た音源やら画像があるからなぁ……手放すのが惜しい」
 
咲夜「因果応報よ」
 
零下「あぁ……貴重な音源の数々よ……!!」
 
咲夜「いい気味」
 
零下「あぁっ女神様!!」
 
咲夜「アフタヌーン?」
 
零下「だから携帯で更新。字数制限があるから短めになるね」
 
咲夜「そもそもなんでまた更新する気になったの?」
 
零下「ん……な・い・しょ♪」
 
咲夜「……」
 
零下「ごめん」
 
咲夜「良かった。私の罪状が殺人既遂罪から殺人予備罪に下がったわ」

零下「気まぐれだよ。存在を必死にアピール」

咲夜「そう。タマちゃん並に目立ってるわよ」

零下「せめて風太くんくらいに」

咲夜「あなたにかわいさを与えるのは、アダムに禁断の果実を与えるのに等しいわ」

零下「まったくだ」

咲夜「とりあえず随時更新目指しなさいよ」

零下「うん。気が向けば書くようにする。アングラな話題はこっちがいいや」

咲夜「今更だけどね」

零下「まったくだ」

咲夜「またね」

零下「またね」


 
 
 
零下「書き足りない」
 
咲夜「ふうん」
 
零下「好きです」
 
咲夜「勘弁して下さい」
 
零下「あなたが、ではなく、ネット社会が」
 
咲夜「いきなり唐突ね」
 
零下「ボクは帝国から去る気はないので」
 
咲夜「どうしたの?」
 
零下「今の状況を心配された」
 
咲夜「良かったわね」
 
零下「ネット回線が繋ぐのは機械だけではないんだね」
 
咲夜「良くも悪くもね」
 
零下「PC……早く治さないと」
 
咲夜「買い換えれば?」
 
零下「お金が……」
 
咲夜「ないの?」
 
零下「あるよ」
 
咲夜「だったら買い換えれるじゃない」
 
零下「お金を一気に使うのが怖い」
 
咲夜「けち」
 
零下「大アルカナ、節制と呼んでくれ」
 
咲夜「貧乏性」
 
零下「一気に20万くらい使うの怖くない?」
 
咲夜「もう少しグレード下げなさいよ」
 
零下「とりあえず店に見に行かないと」
 
咲夜「予算は?」
 
零下「予算の話はよさんか」 

咲夜「……」
 
零下「ごめんなさい」
 
咲夜「で、いくらなの?」
 
零下「相場次第。五年も使ってるし、昔は共同だったから良いの欲しいな」
 
咲夜「例えばどんな機能が欲しいの?」

零下「う〜ん」

咲夜「あなたって無欲だったり貪欲だったりするよね」

零下「人間らしいと言って」

咲夜「わがまま」

零下「何が欲しい、って質問は事前に答えを用意しないといけないんだよ」

咲夜「唐突に聞かれたときにぱっと出てきたものが本当に欲しいんじゃないの?」

零下「君が欲しい」

咲夜「は?」

零下「濡れた瞳に映るボク、きっと同じようにボクの瞳には君しか映っていないのだろう。二人だけの合わせ鏡が永遠の今を作り上げる」

咲夜「厨二病?」

零下「紅潮する頬は脅えたように震え、白磁にも似た喉が小さく音を奏でる。そして、一言。『私で、良いの?』」

咲夜「さ、て。明日の予定はなんだったっけか」

零下「君で良いんじゃない。君が良いんだ」

咲夜「魔女でも良いの?」

零下「魔女でも良いさ」

咲夜「あなたにスコールは無理ね」

零下「君にリノアもね」

咲夜「何か言った?」

零下「実際、ネットが使えないと不便」

咲夜「ニコ厨?」

零下「ニコマコス倫理学中毒?」

咲夜「あなたに正義は求めていない」

零下「大学のレポートがすごい面倒くさい。文系なボクには致命傷。残りHP100でメラゾーマ喰らった感じ」

咲夜「なにその例え」

零下「え? ドラクエだよ」

咲夜「ああ、ロト」

零下「すごい。世界的人気作品の説明がたった二文字で成された」

咲夜「最後の幻想はいつが最後なの? 竜の伝説はもう最近竜絡んでないよね」

零下「君、今、全国の多くのゲーマーが抱える禁呪を破ったね」

咲夜「で、あなたはどうやってレポートをしているの?」

零下「学校の図書館でちまちまと」

咲夜「周りの目を気にしながら?」

零下「好きなサイトを堂々と見れません」

咲夜「例えばどんなの?」

零下「君さっきから聞いてばかり」

咲夜「いいから」

零下「ヲタク御用達サイト。あとニコ動」

咲夜「ああ」

零下「君には分からないだろうね。マジョリティの辛さを。ニコ動のアングラ的イメージが払拭できないが故に、敢えて君管を使い続けるボクの辛さを」

咲夜「やだ、近寄らないで」

零下「君管の嫌いなとこ。リピート機能がないとこ」

咲夜「なんで?」

零下「ボクはマイリスの九割以上が音楽系。で、その半分くらいが作業用BGM」

咲夜「ふうん」

零下「レポートというシニカルでアイロニカルな作業をこなすのにBGMがないのは辛い」

咲夜「i PodとかMP3買えば良いじゃない」

零下「PC壊れてるボクに対するあてつけ?」

咲夜「携帯にイヤホン差せば良いじゃない」

零下「まったく弄ってないのに電池が半日持たないボクに対するあてつけ?」

咲夜「ダメダメね」

零下「まったくだ」

咲夜「ところで」

零下「はい?」

咲夜「今はどこで更新してるの?」

零下「朝登校したのを学校で編集してる。無論、PCで」

咲夜「……」

零下「作業用にニコってます」

咲夜「……」

零下「ニコりながらブログ更新してるボク……これは」

咲夜「これは?」

零下「冷静に考えるとヤバいね」

咲夜「とりあえずバンドサークルの先輩が殆どニコ住人またはネラーってことに感謝しましょうよ」

零下「うん、とりあえずはね」

咲夜「またね」

零下「またね」

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