※今回は18禁に抵触するかも……自分の判断で見ようね☆咲夜「今日和。咲夜です」
咲夜「ってなんで私ばかりなのよ」
咲夜「そもそもアレは。零下は」
咲夜「おーい」
咲夜「……」
咲夜「いないようね」
咲夜「なら今日はこれで終わ……あら?」
零下「……」
咲夜「零下じゃない。そこでなにしてるの?」
零下「これを、見てくれないか」
これ咲夜「なに、これ。随分と古いニュースね。どれどれ……」
零下「調教師がロリ顔美人騎手をセクハラ、とな?」
咲夜「とな? じゃない!」めぐしゃあああ
零下「ふぐううう!?」
咲夜「完璧にセクハラじゃないの! 『訴えによると、調教師は山本騎手にたびたび抱き付くなどしたほか、今年1月には厩舎にある自分の住居に山本さんを呼び出し、「おれはおまえに全部を見せることができる」「おまえも包み隠さずに見せてみろ」などと裸になり、山本さんにも服を脱ぐよう求めたという。』ってどんな妄言よ!」
零下「けしからん!」
咲夜「全くね。……って」
零下「? どうした。その珍しい虫を見る目は」
咲夜「いや、零下らしくないなぁと」
零下「と言うと?」
咲夜「いや、いつもの零下なら『「調教師」と「騎手」ってのがまた俺のエロスを根底から刺激するよね』とかって言うじゃない?」
零下「HAHAHA。なにを御冗談を」
咲夜「ふうん。ま、いいわ」
零下「いや、性に関しては強く意識しないと駄目だよ」
咲夜「当然じゃない」
零下「だがそれは何も女性だけではないということを強く言いたい!」
咲夜「?」
零下「……いやさ」
咲夜「なに、また愚痴?」
零下「電車に乗ってると、隣の女性がチラチラこちらを見てくるんだ。しかも両隣」
咲夜「顔になにか付いてたんじゃない? 気持ち悪い目とか鼻とか」
零下「気持ち悪いとかやめてください><」
コホン。
零下「俺はこう思ったわけだ。『あ、ヤバい。人生で数回しかない
モテ期突入しちゃったか!? ついに!?』と」
咲夜「おめでたいわね」
零下「うるさい。俺だって人の子だ」
咲夜「はいはい」
零下「だってそうじゃなきゃ説明がつかない。その車両の女性の半数がチラチラと見てくるんだ」
咲夜「女性みんな催眠でもされてた?」
零下「……いや、いたって正常だったよ。俺も、周りの女性も。ただ一つだけ異常があったんだ」
咲夜「なによ、その異常って」
零下「……女性専用車両だったんだ」
咲夜「……」
零下「……」
咲夜「……えーと」
零下「?」
咲夜「
死んで詫びるか、詫びてから死んで☆」
零下「いや、待て待て待てい!」
咲夜「この女性の敵! 乱れた性社会の申し子!」
零下「お前、罰ゲームとはいえコンドーム一つ買うのにドキドキしてるピュアボーイに向かってなんて暴言を!!?」
咲夜「狙って乗ったんでしょ!?」
零下「違うの! 違うの! たまたま! 偶然!」
咲夜「破廉恥! もう嫌いっ!」
零下「なんで男だけこういう不遇な扱いを受けなきゃならないかってのが今日の疑問なんだよ!」
咲夜「当然じゃない。男だから」
零下「性犯罪に関する刑事事件において、女性に比べて男性のほうに厳しい対処が行われる場合があるんだって! 裁判とか取り調べにおいて、女性が男性に何かをされたと訴えた場合、被疑者とされる男性の発言は一切無視され、被害者女性の証言のみを取り上げ、そのまま送検〜起訴に至る事が多いんだって! 痴漢冤罪なんだって!」
咲夜「……なに? 訴えられたの?」
零下「いや、ジェンダー研究のレポートをしてて思っただけ」
咲夜「ふうん」
零下「まぁ、でも」
咲夜「?」
零下「結局、男はどうあがいても女にゃ勝てないよ。それが惚れた女ならもう完敗」
咲夜「零下みたいなのが言うと重みがあるわね」
零下「どういう意味?」
咲夜「さあ?」

咲夜「そうそう。私にアイコンがつくみたい」
咲夜「なんでも知人が使わなくなったものを譲ってもらったそうよ。でも、こんなの使いだすなんて……」
咲夜「もう人間として終わりよね」
零下「確かに終わった気がする。どうしようね、これ」